「この映画の全てが最高!」L.A.コンフィデンシャル 近大さんの映画レビュー(感想・評価)
この映画の全てが最高!
思い出しレビュー15本目。
『L.A.コンフィデンシャル』
今でも好きな洋画は?…と問われると、必ず5本指に入る。
本当に好きな作品なので、レビューは敢えて書かないようにしてきたが、この際思い切って書いてみようと思う。
そこで困った。一体どう書こう…?
散々悩んだ結果、いつもみたいにダラダラ無駄な長文にするより、簡潔に書こうと思った。
本当に好きなものこそ、感想はシンプルになる。
1950年代、LA、ハードボイルド…このムードが堪らなく渋く、カッコいい。この国、この時代を全く知らないのに、何なんだろう、こんなにワクワクさせるのは。
熱血漢、野心家、策略家、3人の刑事。妖艶な一人の女。本作が出世作となったラッセル・クロウのタフな漢っぷりに惚れる。
背後に警察の腐敗絡む殺人事件。なかなか複雑ではあるが、スリリングでじっくりタイプで、何度も見ていく内に面白味が増していく。謎の人物“ロロ・トマシ”にニヤリ。
全てのシーンが好きだが、特にと言ったら、序盤。刑事たちが留置所に押し寄せ、容疑者たちと殴り合いに発展する。始まって早々、ゾクゾクと興奮した。
ジェリー・ゴールドスミスのドラマチックな音楽。カーティス・ハンソンの演出も素晴らしい。
事件は解決した。一方は出世を手に入れ、一方は女を手に入れ…。
この映画の全て、
やはり最高だ!
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