「なーるほど」L.A.コンフィデンシャル チャーリーさんの映画レビュー(感想・評価)
なーるほど
『L.A.コンフィデンシャル』というこの題名、内容は全然知らない頃からなぜだかずっと知っていて、知っていつつも本当に関心は向けないという状態でスルーしてきたのですが、あるレビュアーの方のコメントを読ませてもらって、ふっとこの映画が妙にくっきり自分の中に浮き上がってきて、ようやく観ることに相成りました。「そう言えば、そういう映画、あるな・・・」とね。
こんだけ有名なのに、私的にはまったく事前情報なし、というある意味、幸せな状態で鑑賞できたのはラッキーでしたね。映画のビックリをしっかりと堪能できました。
私としては、脚本のブライアン・ヘルゲランドがうまいのかなぁ、というところを感じましたですね。なんというか、演出とかはそんなにうまくなかったのでは、という感じがあって、やっぱりこの映画の面白さは脚本の上手さなのかなぁ、と。
そう思って、ブライアン・ヘルゲランドの過去作を見てみると、『ブラッド・ワーク』や『ミスティック・リバー』とかのイーストウッド作品もあるし、『サブウェイ123 激突』なんていうトニー・スコット作品もある。あ、最近見た『ソルト』もブライアン・ヘルゲランドなんだなぁ、と。
こうやって脚本家に注目したくなる作品というのも、私としては嬉しい映画体験でしたね。
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