決死の冒険王

解説

「驀進メイナード」「曲馬王」と同じくハリー・ジェー・ブラウン氏が監督したケン・メイナード氏主演西部劇で、「爆弾突進」「驀進メイナード」と同じくベネット・コーエン氏が執筆した。相手役は「結婚商売」「ジェス・ジェームス」のノラ・レーン嬢が勤め、ジェー・ビー・マッゴワン氏、ポール・ハースト氏等が助演し例の如くターザンが活躍している。

1929年製作/アメリカ
原題または英題:The Lawless Legion

ストーリー

米国開拓時代の物語である。中部地方の広大な牧地に数多の牛を放牧していた牧場主たちは鳩首して、近頃家畜が次第に死滅するのは如何なる理由によるかを疑議していた。これ等の牧場主連が羨望しているグラス・ヴァレーという沃野が程遠からぬところにあるのであったが、家畜泥棒で有名なラミレスという男の一味がその附近に巣食っているのが怖さに、せっかくの沃野を眼前にしながら、牧畜業者等は移住することに躊躇しているのだった。それで牧場主たちは乱暴者のカル・スタンレー青年に頼んで家畜を無事に送り届けてもらうことにした。ところが家畜泥棒ラミレスの一味でマトソンという男がスタンレー青年に眠り薬を飲ませて家畜を盗んでしまった。スタンレーは奮起してラミレスやマトソン等を相手に震天動地の大活劇を演じ、首尾よく二巨魁を捕え家畜を率いて帰った。かくて悪人たちは影をひそめてしまったので開拓者たちは無事にグラス・ヴァレーの沃野へ移住することが出来た。そしてスタンレー青年はシェリフの娘メリー・ソーンダースと恋を語り合う仲となったのである。

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