かれらに音楽をのレビュー・感想・評価
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ヤッシャ・ハイフェッツのPVだろうから。凄い事だ。音は多分直取りしていると思う。
ヤッシャ・ハイフェッツのPVだろうから。凄い事だ。音は多分直取りしていると思う。
映画のストーリー進行は言うまでもなし。だが、そんなことはどうでも良い。
同じ様な話をイツァーク・パールマンさん、やってくれないかなぁ!
メンデルスゾーンバイオリン協奏曲の『第三楽章』って、実に洒落ていて、ハイフェッツさんらしくていいなぁ。彼をアイドルと思える映画だ。この映画。素敵だよ。
彼は、ユダヤ系リトアニア人です。
この映画、最初が『アンダンテ・カンタービレ-チャイコフスキー』なのが良い。大林宣彦監督の『転校生』と同じだ。
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『オーケストラの少女』よりもいい
ハイフェッツのヴァイオリンが素晴らしい。本物のヴァイオリニストが演奏しているので繊細で躍動的な運指のクローズアップには神業に近いものを感じる。少年が初めて本物の音楽に触れるときの表情もいい。それからベティという女の子の声量にも驚かされます。
ローソン音楽学校の方針は貧しい家庭の子供たちのもの。これぞ映画本来の姿だと痛感です。時代背景も1930年代の大不況を経験したアメリカを象徴するようなシーンもある。少年達がつかみ所のない現実社会の中で希望を見出していくことを表現しています。音楽のみならず、笑いのエッセンスをも織り交ぜて映画っぽくなっているのも、この時代にあって最高峰に感じます。ただ、人間関係が演奏シーンに押されて薄くなってしまったのが難点ではあるが、あえて満点を献上いたします。『オーケストラの少女』への対抗意識から出来たという評判もありますが、こちらの方が好きです。
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