王子と踊子のレビュー・感想・評価
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MMプロダクション第一作
ワイルダー先生の七年目で大いに認められたMM先輩が自らのプロダクションを設立して、あのオリビエ先輩に呼ばれたのではなく呼び出して撮った一作です。
王族と庶民のラブロマンスという王道若しくはありきたりの題材ですがオリビエ先輩の存在が格調高い印象を与えます。MM先輩も天下のシェイクスピア俳優とがっぷり四つに組んで頼もしい限りですね。
食事のあとは ソファに足をのせなさい
元が英国の舞台劇らしく
大公(オリビエ)のハンガリー訛りらしい巻き舌の英語、女優(モンロー)のアメリカ英語(業界語?)、外交官(ワティス)の正統的な英語等々も見処(聴処)みたいだった
シェークスピア劇の第一人者に 癖のある英語を喋らせてみる、というアイディア
独語の方が 英語より強そう… なんて言っている
(背景はバルカン戦争前夜)
ジャック・カーディフが腕を振るったのか
振るいがいがあったのか
モンローのアップ等、神がかり的に美しい
プロトコルを実践しながら
助平大公の要求に悩む(本当は極東担当の)
外交官ノースブルック(リチャード・ワティス)が意外と面白かった
皆頑張っているのに ラストの惜別の場面では 二人の間にあんまりその感情は感じられない
二俳優の相性の問題か
両雄並び立たず… みたいな感じか
この辺は映画「マリリン7日間の恋」を観ても面白い
マリリンが一人で踊るダンスが可愛かったのと
ジャック・カーディフの魔法も観れたので☆☆☆☆
題名は、恋愛映画みたいに感じるが、 中身は、政治映画
1=エルシー(モンロー)に一目惚れしたのは大公(国王の父親)
→ なぜ、題名が「王子と踊り子」なのかな
2=会話が長い → ①聞いてて楽しくない、 ②観てて飽きる、
③心が躍らない、 ④眠くなりそう
3=エルシーは、「大使館で晩餐会」の招待状で来た
①帰ろうとすると、「誰かに呼び止められて、帰れず」が数度
②それでも、いつまでもエルシーが大使館にいるのは変
③政治的な会話を何度も聞いてるのも変
④結局、2日間位いたのか
→ 最初から「2日間」の招待状なら、たいして長くもないのだが
4=この映画で誉めるところ
①モンローはスタイルが良い
②宮廷衣装等が凄い、だったな
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