エジプトの誘惑

解説

ノーマ・ローリマー原作の小説「エヂプトに王在りき」Three Was a King in Egyptをエリオット・J・クローソンとE・リチャード・スケイヤーが共同で脚色し、バリスケールの夫君ハワード・ヒックマンの監督するもの。クレア・アダムス、ロバート・マッキム、ジョーゼフ・ダウリングらが主役を演じる。

1921年製作/アメリカ
原題または英題:The Lure of Egypt

ストーリー

エジプト学者のラムトン教授は古代エジプト王アクナトンの墳墓発掘中資金の不足を来して困却していた。あるバルカンの王室の1人ダマール公爵は墓の中に埋められた宝を盗まんとして教授を財政的に助けていた。教授の娘のマーガレットに恋しているマイケル・アモリーは教授に力を貸して墳墓の所在地発見につとめていたが、娘が公爵を想っていると信じて、アクナトン王墳墓の所在地を知っているというアラビア人に力を協せることになった。公爵は妖姫ミリセントをマイケルの元に遺わして所在地を知らしめようとしたが、マイケルは彼女をはねつけた。ミリセントと公爵は発掘された墓へ盗みに入ったが捕らえられ、マーガレットの疑いも解けてマイケルと幸福を語る身となった。

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