暗夜の信号

解説

ウィラード・ロバートソンの原作を「文明病」と同じくエルマー・クリフトンが監督したもので、主役は「フランス人形」の新進オーヴィル・コルドウェルと、これも新進のアリス・ミルス。

1924年製作/アメリカ
原題または英題:Daughters of the Night

ストーリー

ビリー・ロバーツ(オーヴィル・コルドウェル)はニューヨークの名家に生まれたが、兄のジミー共々に遊惰な日を送っていたので、父に勘当される。ある田舎町へ来て電話線の修繕係として、ビリーは新生活に入った。彼はベティ(アリス・ミルス)という交換手と恋仲であったが、ベティは祖母の命により町の富豪キルマスター(ワーナー・リッチモンド)と結婚させられようとしていた。ある夜、彼女が交換室で職務についていた時、町の銀行へ盗賊の入った信号が入った。ベティは電話で警察と連絡をとり、逃れた盗賊を一網打尽に捕らえさせる。ジミーはこの盗賊団に加わっていたが、交換局の火事で逃げ場を失って一命を落し、ビリーは両親から許されて家に戻り、ベティと結婚して巨万の富を継承するのだった。批評:「ムーヴィという言葉をよく表したようなあり得べからざるものすごい活劇であるが、若い人たちには好まれよう」(フォトプレイ誌ジェームス・カーク氏)

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