「最後にやられた（笑）」ハーフ・デイズ　かじさんの映画レビュー（感想・評価）

もしこっちの道を選んでいたなら、という二通りの選択を同時進行で観せていく、
平行世界のような話。
この映画ほとんどアドリブらしい。

一方は静かに幸せを育もうとする穏やかな一日、
もう一方はひょんなことから金に目がくらんで、結果終始命の危険にさらされる一日。
たびたび画面が切り替わるから、安心して不安になって安心して…の繰り返しで心が振り回されたような疲れが残って、
とどめにエンディングの空撮、あれは個人的に無理だった。
いい風景だからついつい観ちゃうけど、おかげて全力で酔ったからね。笑

結局どっちの道を選んでも前に進むことを決める終わり方で、すっきりできる映画でよかった。
ジョセフゴードンレヴィットの甘いマスクが一段と光ってた。
あれは女の人イチコロだなぁ