機動戦士ガンダムUC episode6「宇宙(そら)と地球(ほし)と」のレビュー・感想・評価
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人は立場を超えて分かり合えるか
ガンダム世代という言葉を生み出した、言わずと知れたガンダム作品の最新オリジナルビデオアニメーション。 宇宙世紀と呼ばれるカテゴリを総括するといっても過言ではない本作は、様々な立場のキャラクターが織り成す重厚なドラマが売りでもある。 どんな映画でも「共感」は非常に重要なファクターであり、普遍的なテーマとしてヒットの一因であるに違いない。 ガンダム?ロボットが戦う子供向けアニメでしょ?なんていって観ないのは個人的に勿体無いと思うが、テレパシーや死んだ人の意志が助けてくれるといったある種のファンタジーが苦手な現実的な人は受け入れ難いのかも知れない。 全7話の内の第6話という事で、モビルスーツの戦闘シーンは控え目。 盛り上がりと言う点ではやや出力不足な感はあるが、短い尺の中で、ともすれば詰め込み過ぎとなってしまう多くの情報を上手くまとめていると感じた。 それでも一度では追い切れない部分もあるだろうから、何度も見て楽しめる作品だと思う。
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