「なんて美しいんだろう」リヴィッド ザルソバ星人さんの映画レビュー(感想・評価)
なんて美しいんだろう
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とても大きそうな屋敷なのに、中に入ってからすごく閉鎖的で、それが異界的な空間に変容した時、なんだかすごく幸せな気分になった。黒いマスクつけたおばあちゃんが超かっこいい。バレエの先生で魔女で吸血鬼でゾンビ。おまけにメカにも詳しい。最強。
おばあちゃん倒してからの展開も気持ちよく、ラストもなんだかすごく腑に落ちた。得も言われぬ多幸感に包まれた。これはプロットのおもしろさではく、詩的なファンタジックなアートフィルムだからだ。怖くて美しい、怖くてかっこいい、怖くておもしろい。この叫びたくなるような感覚を求めて私はホラー映画を漁っている。
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