「"腐れ死に"」天才画家ダリ 愛と激情の青春 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0"腐れ死に"

2019年3月28日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

サルバドール・ダリと繋がっていた映画監督のルイス・ブニュエルに詩人フェデリコ・ガルシア・ロルカ。

この主要登場人物三人の名を聞くだけで勝手に暗く重い小難しい雰囲気をイメージしていたが!?

ダリとロルカの一線を超えなかった友情を軸にした青春物語であって興味深く観れた。

R・パティンソンは不思議とダリに見えてきて違和感もなく序盤のナヨナヨした感じから次第に奇人変人な素振りに変わる演技が良かった。

邦題のイメージだとダリが主人公のように思われるが、基本的にフェデリコ・ガルシア・ロルカを中心にダリを描いている構成。

もっと踏み入ったダリとロルカ、それぞれの自伝的映画を観たくなる。

万年 東一