「愛すべきおバカたち!(とパパ)」アメリカン・パイパイパイ!完結編 俺たちの同騒会 近大さんの映画レビュー(感想・評価)
愛すべきおバカたち!(とパパ)
第1作目が日本公開されたのが2000年代なのに、80年代の作品のような懐かしさを感じるこのシリーズ。
シリーズは全て見たものの、今となっちゃ「1」「2」は断片的に、「3」はほとんど覚えてないが、面白かった印象は強く残っている。
「3」の後、DVDスルーとなったスピンオフがあったらしいが(未見)、オリジナルメンバーがカムバックしての完結編。
同窓会出席の為、帰省したジム。悪友たちと再会、再びドタバタ珍騒動…!
もうすっかりいい大人なのに、やってる事、考えてる事、エロ目線など高校生レベルなのが笑える。
相変わらずのエロネタ、おバカネタ、下ネタ満載。
でも昨今の「ハングオーバー」「テッド」のようなドン引きするほどの過激下品ネタとまでは感じず、結構安心して見れる。(あくまで個人意見)
それはこのシリーズがしっかりと青春映画としての一面を描いているからだろう。
同級生と結婚したのはいいものの、子供が出来てから夜の営みはすっかりご無沙汰のジム。
大人になってから見ると、一番の問題児スティフラーに度々イラッイラッ!
その馬鹿行動には呆れるが、はっちゃけたい理由があった。
会社では役立たず…。
大人になるってこんなもん?
夢と現実はまるで違う…。
ちょっとほろ苦い青春。
それら全てを引っくるめて、最後は後味良く終えてくれる。
愛すべきおバカたち!
シリーズを語る上で外せないのが、ユージン・レヴィ演じるジムのパパ!
息子に父親らしい事を言ってあげてる筈なのに、何故か下ネタに(笑)
ダメダメ、でも憎めない愛すべきパパ!
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