「メキシコ版俺たち」俺たちサボテン・アミーゴ kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
メキシコ版俺たち
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幼い時、アルマンド(フェレル)の母が暴漢に襲われようとした時、誤って母を撃ち殺してしまったという暗い過去がある。そんな土地でも独身のアルマンドは愛していた。仲間2人を連れて呑気に牧場経営を手伝っている。
ラウル(ルナ)が連れてきた婚約者ソニア(ジェネシス・ロドリゲス)に一目惚れしてしまうが、兄がオンザに殺され2人は関係を持つようになった。密売人オンザ(ベルナル)は実はソニアの叔父であり、彼女は彼を嫌って逃げ出してきた経緯がある。ついにラウルはオンザと対峙することにあるが、あっさり銃弾を受けてしまった・・・しかし、山の神白ヤマネコが彼を助けてくれて、父とラウルの復讐のため再びオンザと対峙。そして、母を暴行しようとした男がDEAとしてやってきた男だとわかり、母の復讐をも果たす。
前半はマカロニウェスタンをベースにオフビートな感じで進み、後半は殺し合いが激しくなるがドタバタになってゆく。時折挿入されるミュージカル風演出も面白いし、なにしろ父親からはずっとバカ扱いされていたフェレルが否定もしないし、バカなりに復讐を果たすというところが素敵だった。
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