悪の教典のレビュー・感想・評価
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なにをしたいんだろう
伏線がめちゃくちゃ長く、そのうえひねりがなにもなく人を殺して終了というもう本当につまらない映画だった。確かに殺人アクションも最後の方はただ銃殺。それ以外に全く芸がなく、飽きてしまった。
終盤に飽きる。
蓮実聖司の常軌を逸したサイコパスぶりに知的な狡猾さを感じられず、 肉体的な破壊者としてのみ映り、強烈な存在感までには至らず。 武器が散弾銃だけというのはワンパターン。 えげつない校内大惨劇は、 あまりに大規模というか目立ちすぎて浮世離れ。 無慈悲なバイオレンスを通して、 不条理の極致を痛烈に描き出してはいたが、 思わず震えるというほどでは無かった。
爽やかさは一切排除!
『告白』や『バトル・ロワイアル』みたく、賛否が思いっきり分かれそうですね。 ただ、事前に原作を読んでても映画の方も十分に楽しめた、数少ない映画のうちの一つではある。 もろ手を挙げて、人に勧めるわけにはいかないけども。 伊藤英明先生の狂気は、『ハンガー・ゲーム』なんて目じゃないくらい衝撃だった。 パンティの匂いを嗅いで生徒名を当てた山田孝之先生の変態さもなかなかだった。(原作と違ってちょっとだけカッコよかった)
気持ち悪く人を殺す映画。
気持ち悪く人を殺す映画です。
人を殺すのだから、当然気持ち悪いですが、
他の映画のように、あっさりと死の瞬間しか撮らないことを許さず、
人が死んだ後、吹っ飛ばされる姿。
一度で死なず、苦しむ姿。
クラスメイトと自分自身に突きつけられる死に怯える姿。
手を抜かず、撮ってあり、後半ではその連続に本当に呆気にとられました。
また、数々の伏線から、しっかりとストーリーも作りこんであり面白かったです。
AEDのくだり、人命を助けるAEDが、死刑になりかねない罪の証拠になるのは、
皮肉だったんでしょうか。。。
考えすぎですかね。
ちょっと単調で飽きちゃいましたよ…。
なんとも単調で長かったな〜。 このまとめ方なら120分超えないでまとめて欲しかった…。 原作は読んでなくて、原作のクチコミは作者のファンの方でも賛否両論でした。 俺の見た感想は‘否’ですな。 生徒や親や先生やら、みんな裏では何やってるかわからないから皆殺しにされてもあんまり悲壮感がないし思い切り共感できない…。 ハスミンの異様性ももっと出して欲しかったな。 ハードカバー上下2冊の中にはもっといろいろな要素が詰まっているのかも… 吹越満さん、不気味さがピカイチでした。 海猿やり続けてる伊藤英明はここらでこんな映画でイメチェンができてよかったね!
この伊藤英明がスゴイ!
見終わってみると、伊藤英明以外にあり得ないようなハマリ役だったことに驚き。 いままでのイメージを投げ打った、冒険を超えた挑戦ではないでしょうか。 三池作品としては、久々に納得できる仕上がり。 原作がしっかりしているおかげで破綻がない。 引き締まっていて、ずっと映画らしい緊張感が続くのが良い。 三池監督らしい、いろんな意味でヤバイ映画です。 後半にかけては、 昨今のエンタメ映画のお約束を裏切る展開。 「もうやめて!」と言いたくなるくらいで これはもう単なる映画ではなく、アクティビティ感覚。 過激な内容ゆえに、 最後の惨劇はリアルよりも フィクションを意識させる演出が強調されていて救われます。 主人公の内面にあまり踏み込まなかったのは 「モンスター」映画として楽しんでもらう配慮かもしれませんね。 そういう気構えで見るのが正解だと思います。
原作の感想
原作ははっきり言っておもしろみのない作品でした。無感情な主人公に誰も勝てないのと、主人公が最後まで無感情の設定を貫くのとで、ただ殺害していく様子を見ている感じです。主人公に変化もなく、他の登場人物がドラマチックな展開を起こすということもほとんどありませんでした。
けれど今回の映画には期待しています。アクション映画のようになると考えていますが、見に行こうと思います。
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