「伊藤英明久々のハマり役はまさかのサイコパス」悪の教典 オレさんの映画レビュー(感想・評価)
伊藤英明久々のハマり役はまさかのサイコパス
生徒からも保護者からも厚い信頼を受ける高校教師でありながら、他人への共感能力が完全に欠如した蓮見聖司による大量虐殺を描いた問題作。
海猿の仙崎大輔での正義のヒーロー的存在のイメージしかなかった伊藤英明の予想外のハマり役はサイコパスの教師。
普段は温厚で親しみ深い人気の先生を演じる一方で腹の内では生徒やその他の教員のことなど全く意に介さない冷徹さを演じる二面性が大いにハマり、悪役であることを忘れ、もはや応援したくなるほどの存在感を放っているのが驚きだ笑。
蓮見の経歴や様子に疑いの念を抱き始める教師の釣井や切れ者生徒、早見らの調査に徐々に追い詰められ、痺れを切らしたかのごとく2人を抹殺し、文化祭前夜の大虐殺へと繰り出す件は謎の興奮を味わえる(味わえない笑)
また二階堂ふみを始めとした後々売れていく若手俳優たちが生徒役で出ているのもある意味注目すべきところ。
見返す度に見かけたことのある俳優たちの若手時代伺えて新たな発見が多いかも??
ラストの謎の伏線はマジで拾わなくていいです笑。
しかし伊藤英明がどうにかして復活する続編だったら結構観たい笑。
2014年06月21日(土)1回目
2015年05月23日(土)2回目
2018年12月23日(日)3回目Netflix
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