「【”生きる望みを失っていた青年の周りに現れた4人の幽霊が、青年に齎した生きる望み。”今作は設定が絶妙にハートフルで秀逸なゴーストコメディである。】」ハロー!?ゴースト(2010) NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”生きる望みを失っていた青年の周りに現れた4人の幽霊が、青年に齎した生きる望み。”今作は設定が絶妙にハートフルで秀逸なゴーストコメディである。】
■自殺願望を持つ孤独な青年・サンマン(チャ・テヒョン)は、ある日自殺未遂を起こして搬送された病院で4人のゴーストに取りつかれてしまう。
片時もそばを離れない彼らのせいで、死ぬに死ねなくなったサンマンは、ゴースト達のそれぞれの願いを叶えて成仏させようと孤軍奮闘する羽目になる。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・サンマンが憑りつかれた4人の幽霊
1.ヘビースモーカーでぶっちょ幽霊
2.いつも泣いている女性の幽霊
3.エッチなお爺さん幽霊
4.大食漢の少年幽霊
が、サンマンに憑りつき、願いを叶えて貰う。そして、サンマンは彼らの願いを叶えて成仏させようと奮闘する。
・サンマンを演じた韓国の「喜劇王子」と称されるチャ・テヒョンが、一人五役を演じる様がクスクス可笑しい。何しろ、周りの人には幽霊が見えないんだからね。
・そして、サンマンが病院で出会った看護婦ヨンス(カン・イェウォン)との関係の進行が観ていて嬉しい。
<今作は、4人の幽霊が、願った理由と、最後半に明かされるサンマンと彼らの関係性が分かった時には”ヤラレタな‼”という思いと共に、”家族って良いな”と思える幽霊コメディの逸品である。>
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