暴走特急 シベリアン・エクスプレスのレビュー・感想・評価
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寒い映像が次々と・・・風邪をひきそうになる。
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なぜだかカルロス(エドゥアルド・ノリエガ)と一緒に極寒の地の果ての教会の写真を撮りにいったジェシーだったが、やる気満々のカルロスは彼女に「やろうぜ」と迫る。そして拾った角材で抵抗を続け、殴り倒してしまったのだ。死んだ?
無事に夫ロイ(ハレルソン)と再会できたジェシー(モーティマー)。ホテルで夫と同室になっていたイリヤ・グリンコ(ベン・キングズレー)と食事をとることになったが、彼はなんと麻薬捜査官。罪の意識にさいなまれているジェシーは気が気でない。さらに荷物の中にはカルロスからもらったマトリョーシカ。その中には麻薬が入っていた・・・
警官にバレるとやばい。不安の中、列車は無情にも旅を続ける。しかし、グリンコの仲間がやってきて状況が変わってしまった。実は彼らは麻薬密輸組織の人間で、金を奪ったカルロスの行方を追っていたのだ。アメリカ人夫妻を途中で下し、拷問にかける。そこには傷だらけのカルロスの恋人アビー(ケイト・マーラ)が瀕死の状態で拷問を受けていた。殺されると感じた二人は列車へと逃げ、列車を走らせる・・・
列車衝突のシーンは凄い!やがて本物の警官がかけつけ、事態は収拾するのだが、ニセ捜査官グリンコはどこかへ行ったまま。殺人のこともうやむやになってしまった。
何にもなかったかのように平和的解決を見せた結末。最後にはアビーに死体のありかを告げたのだろう。アビーが雪に埋もれたカルロスの死体から現金を取り出して去ってゆくエンディングがなぜか虚しい・・・
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