「肝臓移植もの・・・」キック・オーバー kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
肝臓移植もの・・・
まるで小さな町のような刑務所。犯罪者たちはかなり自由で、金さえあれば何でもできる。暴行や強盗は日常茶飯事だし、ボスであるハビの子分たちは銃さえ持っているのだ。ドライバーが捕まったのは国境でのカーチェイスの末。メキシコ側で捕まったので、しょうがなくメキシコの刑務所に入れられたドライバーだったが、マフィアの追手はアメリカ警察の二人も暗殺してしまう恐ろしさ。強奪金を横領しようとしたメキシコ警察の男たちもやがて殺される運命・・・
少年の肝臓を横取りしようとする悪のハビとも手を組み、アメリカへと渡りマフィアの幹部を殺すドライバーだったが、このシークエンスがなかなか痛快。イーストウッドの声真似をして、貿易商を仲介にして手りゅう弾で爆破。
最後の銃撃戦は急展開すぎてついていけないし、残酷な銃撃戦もさることながら少年の肝臓を取り出すシーンまで描いているのだから、かなりえげつない映像の連続。少年の母親とラブラブにはなるのだが、これもひと夏のバカンスなのか。
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