ROAD TO NINJA NARUTO THE MOVIEのレビュー・感想・評価
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やっぱりいつものキャラがいい
人は失って初めてそのものの大切さがわかるということが伝わってきた。架空の世界のキャラクターよりもやっぱりいつものキャラクターのほうがみんないいですね。
「仮面」を剥がして、「耐え忍ぶ者」へ
見るのは公開当日以来で、『THE LAST』の後だったから、色々思うところはあったな(ナルト、父親になったからね)。
最初に見たときから感じてたけど、前半のキャラ変オンパレードはやっぱり色々キツいね(苦笑)ヒナタは露出がかなり増して、暴力的になったりと、イノはそのままヒナタの性格、トレースしたのかと思うぐらいだし、コミカルよりも失笑がここでは相応しすぎるかな(苦笑)だけどそれでも良いところはある。それはナルトの「憤り」。
ナルトは常に「陽」を振る舞って、悲しみ・怒りを隠してきたけど、今回「家族に会える」という切望していた大きな思いが、敵の手によって叶うことに激しい怒りを隠せなくなる。それがいつもはアタックするだけのサクラとの関係に温度差が出て、相違が一気に出てくるんだよね。ここから俄然面白くなる!サクラに対して怒りをぶつけて、意見ですらも拒否しかしない。原作だったらそうそう見れないナルトの表情は新しいし、サクラがナルトに呟いてしまった「(あんな親、)いなくなればいい」の台詞が、サクラ自身に返ってきて、それを思い知らされる自宅のシーンはサクラの持ってる軽はずみな面を攻撃するからこれも新しい。思えば原作初期の話でサクラはサスケの目の前で、ナルトの孤独を軽んじてたけど、今回はそこにもっと踏み込んで、自分の言った発言がいかにナルトを苛立たせたか、いかに自分が軽薄であったかをサクラへ突きつける重要シーンだし、かなり抉ってきてたと思う。別にサクラは嫌いじゃないけど、さっき書いた台詞だけは見てて頭に来たうえに、言葉を選べと感じてたから、見ててスッキリするうえに、後半の活躍を応援できる。人はどこかで自分の「非」を認めなければ変われないし、それこそナルトが最初に言ってた「耐え忍ぶ者」にはまずなれない。そこが今回の映画を見て、良いって思ったところでしたね。
まあ話が固いけど、用はなかなか良い映画!『ロストタワー』から変わり出して、『ブラッド・プリズン』で最高傑作(の一つ)、本作で向きが良い方へ行って、最後のナルトの劇場版『THE LAST』でもっと上までたどり着くとか、本当に侮れない劇場版シリーズ!もしかしたらまた見るかも。
それと、予告にあった台詞の「愛は人を最も弱くさせる」って、予告だけの台詞だったのね!?『THE LAST 』レビューの最初に使ったけど、何か恥ずかしい限りです(苦笑)
まあ…良かった
まあ…良かったと言うことですが、映画の内容、スピード、時間はかなり良かったです。
しかし、3.0のスコアの理由は、「ありきたりだけど、ありえない」ということと、「良いものだけを詰める」ということです。
「ありきたりだけど、ありえない」のは、やはり原作や話しの流れを考えて、限定月読は解除される。だけど、ナルトvs黒ナルトや、傭兵集団"暁"を火影が利用、自来也のカエルなど、ツッコミがたくさんありました。
まあ幻術世界なのはわかりますが、何でもかんでもOKだったのは、少し残念です。
2つ目、「良いものだけを詰める」ですが、話しのスピードは違和感自体はないのですが、ナルトがサクラを連れ去られたところで、ミナトやクシナが止めに入ります。そこでナルトが良い言葉を吐いただけで次の場面にいってしまいました。
自分としてのNARUTOは、困難、苦難を乗り越えて、喜びを掴むイメージだったのですが、今回は、ナルトの決め台詞だけで終わってしまったので、残念です。
長々とすみません。自分の意見です。
九尾封印に涙した
ちゃらいサスケが岸本先生のご意志なのかと、ちょっと茫然としましたが、暁が味方についたり、いわば幻の世界でも、イタチには一歩引いているマダラにニヤリとしました。サクラの内省も珍しくて楽しみました。カカシ先生はひょうひょうと、ガイ先生はいつでも青春全開がいいなあと改めて思いました。先着プレゼントを開けたときに、岸本先生のメッセージににっこり。またの総指揮をお待ちしています。
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