キリング・フィールズ 失踪地帯のレビュー・感想・評価
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料理下手‥
折角の豪華出演陣とストーリーなのに、背景の説明がないので分かりにくく、感情移入がしづらく勿体ない。モーガンはニューヨークから来た?過去なにか失敗して?サムとジェシカは元夫婦で何があった?何でサムは切れやすい?クロエの一家は何人で暮らしてる?誰が兄妹?サムが犯人と思い込んだジェイソン達は何だったの?等々。誰も近寄らない、無法地帯のキリングフィールズもどんだけヤバい場所なのか不明だし、それだけ危ないなら、テリトリー違っても、別の部署がもっと捜査しなきゃなと。ラストは同士討ちじゃなく、サムが敵取ってほしかった。とは言え、役者が良く、見れた。
マイケル・マンが製作、その娘であるアミ・カナーン・マンの初監督作。
実話を基にした作品だということで、テキサスというのは恐ろしい事件が起こるものだと感じる内容ではあるが、ストーリーがぐだぐだ・・・主役はマイク(ワーシントン)なのか、ブライアン(モーガン)なのか、感情線がすでに破壊されている。マイクは元妻であるパム(チャステイン)とよりを戻そうとしているのだが、彼女も刑事なので、なかなかうまくいかない。こうした主人公たちのバックボーンも明らかにされないまま、怪しい髭の黒人と刺青白人を追うのであるが、彼らは大人の女を誘拐するものの少女たちには手を出さない。なんと真犯人はリトル・アンの実兄とその友人であったという物語。
クロエ・グレース・モレッツの魅力も引き出そうとしているのはわかるが、彼女が保護観察中であるとか、母親が娼婦であるとか、そういった背景も全く効果を表してない・・・サスペンス、スリラーといった緊張感は感じられず、ただ犯罪実録モノといった残念な映画だ。
ハードボイルドな傑作
どんな映画か分からずみたら、とんでもなくハードボイルドな傑作だった。テキサスの治安が悪すぎるし、湿地帯こわすぎる。
クロエ・モレッツちゃんに似た可愛くて演技の上手な女の子が出てるなーと思ったらご本人だった。
主人公の刑事はモハメド・アリに似ていた。
メガネが凶暴で嫌な感じなところが完全に憎たらしくてよかった。結局、髭を三つ編みにした黒人と刺青だらけの白人はどうなったんだろう。
家族で殺し合いをさせる展開は警官としていいのか?あんな一家は生きていてもろくでもない人生しか待っていないだろうからそれでいいのかもしれない、しかし、それは他人が勝手に判断していいことではない……と思ったのだが、貧困と教育水準の低さがとにかく問題で早急に改善しなければいけない、とつくづく思った。
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