「マイケル・マンが製作、その娘であるアミ・カナーン・マンの初監督作。」キリング・フィールズ 失踪地帯 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
マイケル・マンが製作、その娘であるアミ・カナーン・マンの初監督作。
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実話を基にした作品だということで、テキサスというのは恐ろしい事件が起こるものだと感じる内容ではあるが、ストーリーがぐだぐだ・・・主役はマイク(ワーシントン)なのか、ブライアン(モーガン)なのか、感情線がすでに破壊されている。マイクは元妻であるパム(チャステイン)とよりを戻そうとしているのだが、彼女も刑事なので、なかなかうまくいかない。こうした主人公たちのバックボーンも明らかにされないまま、怪しい髭の黒人と刺青白人を追うのであるが、彼らは大人の女を誘拐するものの少女たちには手を出さない。なんと真犯人はリトル・アンの実兄とその友人であったという物語。
クロエ・グレース・モレッツの魅力も引き出そうとしているのはわかるが、彼女が保護観察中であるとか、母親が娼婦であるとか、そういった背景も全く効果を表してない・・・サスペンス、スリラーといった緊張感は感じられず、ただ犯罪実録モノといった残念な映画だ。
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