「宗教を超越すれば、人間が生きる証とは贖罪だけである。」ノア 約束の舟 マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
宗教を超越すれば、人間が生きる証とは贖罪だけである。
クリックして本文を読む
『子供たちのためならなんでもするだろ。人も殺すだろ?』
『YES』
強烈なセリフだが、この映画のテーマのような気がする。
僕は『贖罪』ではないかと感じた。
すったもんだの出鱈目話を見て、長い間のノアの不可思議な行動に共感を示せた。理解ではなく共感だ。
なぜなら、歴史ではなく、ファンタジーだからだ。
良く出来た西洋自虐的歴史史観。因みに、二人の重要な人物はこの脚本家の想像物。絶対に外せないのは、カインはカインの子孫ではない。初めての殺人だから、そう解釈したいのだろうが、そうであると、『人間には善と悪がある』と言う言葉が、偽善になってしまう。
また、近親相●的にも割りとスッキリした解決策を考えたと感じる。人類が生きながらえた説明が法律に抵触すること無く、説明ができる。
コメントする