「ペイジ氏に惚れる。」アルバート氏の人生 ハチコさんの映画レビュー(感想・評価)
ペイジ氏に惚れる。
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G・クローズのかつての主演舞台を映画化。オスカーをメリルに獲られた
作品というので期待していたが、蓋を開けたらJ・マクティアのペイジ氏に
釘付け。女が惚れる男装姿の振る舞いにアルバート氏が感化されるのも
無理はない。孤児が生きるために道を選べなかった時代、不遇の過去を
持ってしても、愛を知らぬまま金銭を貯め続けた彼の夢が叶うこともなく、
あっさりとラストを迎える皮肉。人生のパートナー選びは慎重に行うよう、
登場人物が総勢で訴える作品だが、納まるところに納まるのは人生の妙。
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