「 秋山が大学の心理学講師となっていた。ライアーゲームに強制的に参加...」ライアーゲーム 再生(リボーン) kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
秋山が大学の心理学講師となっていた。ライアーゲームに強制的に参加...
秋山が大学の心理学講師となっていた。ライアーゲームに強制的に参加させられることになった篠宮(多部)は大学を卒業したばかりだったが、彼の名前と顔を思い出し助けを求めたのだった・・・
広大な土地の廃墟。まさか東北被災地じゃあるまいな?などと思ってしまうほど、そのくらい大きな廃墟だ。そこに集められた20人は早速“イス取りゲーム”に参加する。しかし、体力勝負のゲームではなかった。ルールとして暴力禁止ということで、アクションは排除。一回戦が終わった時点で、「これは国盗りゲームだ」と気付く。勝負が終わった後に、脱落者をも含めて“親決め”なる順序があることがミソだ。親は次に消去する椅子を決めることができるため、チームを組んで他国の椅子を排除していくのだ。秋山(松田)、篠宮(多部)、坂巻マイ(濱田マリ)、一回戦で暴力行為により脱落した赤城コウタ(要潤)のメンバー。親決め投票の際に、新興宗教教祖の張本(船越英一郎)のグループが親になったことに驚異して、脱落者ガヤを味方につけようと買収工作に走る。
買収合戦の末、張本国に対抗する桐生(新井浩文)のグループが台頭したが、秋山国に対抗するため合併する。陰で秋山が動き、ガヤたちに謀反を計らせたりして国盗り合戦が過熱する。その買収に使う金は、各参加者に与えられた20枚のメダルであり、20億円の優勝者のメダルが一枚1億円となるのだ。桐生も張本も本命メダルと捨てメダルを使い分け、ガヤを買収しても意味のなくなるものもあるのだ。
結局は優勝よりもメダルを集めること!エミ(小池栄子)の裏切りなど、心理戦も面白いし、最後には捨てメダルを吐き出させたために敵側に優勝させてしまうといった裏ワザを使う。そして、みんなでメダルを分け与えて、誰も損をさせない・・・