「父を訪ねて1250里」エルフ サンタの国からやってきた odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
父を訪ねて1250里
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エルフというと北欧神話に出てくる妖精だがアメリカやカナダではサンタの玩具工場で働く小人さんというイメージ、緑のコスチュームのエルフは子供たちにもお馴染みの存在。
クリスマスだからサンタさんが主役のお話がお約束だがダークなサンタを含め多くが作られたのでネタ切れなのでしょう、そこで、エルフに育てられた子の父親探しというアイデアはスピンオフ・ストーリーとしては上出来ですね。
お金儲けしか頭にない冷たいパパがエルフに出会って心を改めるというのもクリスマス・キャロルを匂わせる王道です。
アメリカでは未だにサンタさんは北極住まいなのですね、いくらなんでも北極からNYに徒歩で行くと言うのは酷でしょう、直線距離にして5000km位でしょうか、「母を訪ねて三千里」よりは短いですが相当な距離です。エンジン付きのそりが出てきたのでサンタさんがバディを連れてきたお詫びに送ってくれても良さそう、感謝の言葉は口にするがエルフを使用人として下に見ているようでこのサンタさんでは人気が落ちるのも分かる気がします。
当時、日本では未公開だったようですがファミリー向けのクリスマス・ファンタジーの定番として名を残す名作です。
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