「邦題は酷いけど楽しめる良いクソ映画(笑)」俺は飛ばし屋 プロゴルファー・ギル 蜷川吝塀さんの映画レビュー(感想・評価)
邦題は酷いけど楽しめる良いクソ映画(笑)
誰が名付けたか知りませんが、邦題のセンスはあまりにも酷いです。『ハッピー・ギルモア』じゃダメだったんですかね?
『バス男』といい、タイトルの名付け親の感性を疑う所ではありますが、映画自体はとてもくだらない頭を空っぽにして観られる“良きクソ映画”です😂
安っぽい義手とか、どう見てもゴム製のワニとか、不自然に大きな窓とか、あからさまな企業コマーシャルとか、B級映画具合を逆手に取った潔い見せ方で、むしろ心地よくすら感じます(笑)
カメオ出演しているボブ・バーカーや、『ロッキー』でアポロ・クリード役を演じたカール・ウェザースも、シューター役のクリストファー・マクドナルドも、主人公ハッピーのおばあちゃんも、なんなら老人ホームのスタッフも、完璧に役になりきり、思う存分楽しませてくれます😆
尺も92分。コメディ映画として完璧な長さです。
アダム・サンドラーのキレ芸も本領を発揮していて、恐らく彼が芸人として、最も輝いた映画ではないでしょうか。難点は“あのロマンチックなシーン”でしょうか。アレは本作に必要無いですね。
とはいえ、ゴルフに興味が無い人でも間違いなく楽しめるので、気軽に観て頂きたい娯楽映画です!
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