「見事な実写化Σ(゚Д゚ノ)ノオオォッ」闇金ウシジマくん 初台験さんの映画レビュー(感想・評価)
見事な実写化Σ(゚Д゚ノ)ノオオォッ
テレビドラマ版でもそうだけど、山田孝之の丑嶋社長ほんとにそっくり過ぎる∑(゚ω゚ノ)ノ
キャストはドラマ版と同じで、ドラマ版じゃできなかった際どい描写も今回は全開だからかなり期待してた(゚∀゚)アヒャ
今回の映画版は『出会いカフェくん』と『ギャル汚くん』の2つの話を合わせて1つの脚本に仕上げてるけど、どちらかと言うと本流は『ギャル汚くん』の方がメイン。
大島優子のこのミコがジュンの主催するイベントの常連で知り合いという設定。
大島優子かなりはまってたし、ミコの母親の黒沢あすかなんて妊娠線がはっきり出てる体を惜しみなくさらして、原作以上に家庭の荒廃振りを前面に出してて嫌な雰囲気を出せてる。
ミコ自体はジュンのエピソード自体に直接絡んでは来ないけど、俺はこのミコのエピソードの方は原作の『出会いカフェくん』に比べて相当ブラッシュアップされてていいと思う。
「彼等」とかJPとかは出てこないし、冬実のエピソードも最低限に削られててかなりスマートにまとまってるし、ジュンのエピソードのサイドストーリーとして観てて分かりやすい(^O^)
ただメインの話である林遣都のジュンは、原作と比べてきれいすぎると言うか上品な感じに映る(;´∀`)
原作だともっと下品でチャラいキャラだけど、林遣都はどうしても落ち着いてて上品な感じだから、あんまりジュンのキャラに合わないと言うか(´ε`;)ウーン…
豚塚とかネッシーとか肉蝮はかなりリアルでイイネ♪d('∀'o)
特に豚塚は原作以上に残忍で凶悪なキャラになっててかなり良かったキャハハハハッ!!(≧▽≦)彡☆バンバン
ネッシーと一緒にいるまいたんも、原作だと可愛いと言うより子供じみた田舎もんという感じだけど、この映画ではかなり可愛くなってて(・∀・)イイネ!!
丑嶋社長が逮捕されてからの弁護士とのやり取り、警察での取り調べ、事務所のがさ入れ、そして告訴を取り下げさせる下りなんてほんと原作を忠実に再現してて、尚且つそれが様になってるのがスンゲェ──―Σ(゚∀゚ノ)ノ─―─ッ!
そしてドラマ版オリジナルの要素として、丑嶋社長がオムライスを食って「ケチャップ足りね~~~~~(´~`)モグモグ」
ヾ(≧∀≦ )ブハハッ!!ヾ(≧∀≦)ノブハハッ!!( ≧∀≦)ノブハハッ!!
とにかく原作に忠実でありながらも、ドラマ版オリジナルの要素を要所要所に織り交ぜてくる演出Σd(゚∀゚d)イカス!
ただアクションシーンが長過ぎると言うか(;・∀・)
特に肉蝮と丑嶋社長、ネッシーと柄崎の格闘シーンは長過ぎるしくどいな~(;´Д`)
そしてラストに至るまで肉蝮を引っ張り過ぎるヾ(゚Д゚ )ォィォィ
車で引くシーンは別にあそこに必要ないだろ~(´ヘ`;)ウーム…
新井浩文が肉蝮を演じてるけど、ちょっと肉蝮の切れっぷりと武闘派加減が薄まってる気がする。
そしてちゃんとジュンは拉致されて森の気に括り付けられて最後虫の餌食にされるという原作通りの落ちだけど、そこでミコに電話かけて金の無心をする時にジュンにも一応の救いを用意はされてるけど、それは必要かねえ?(;´∀`)
そこから原作と違って助かるっていう流れならまだしも、原作通り括り付けられたままなんだったら要らないと思うし、何よりそんなぬか喜びみたいなのはちょっと違和感感じる。
そしてラスト、市原隼人が出てくることでそれまでにない爽やかさが映画に吹き込まれるのが、焼肉食った後のウーロン茶みたいな口直しになってて大変素晴らしい( ゚∀゚ノノ゙パチパチパチ
映画オリジナルの決着のつけ方とキャラ変更がちょっとな~と思うけど
それ以外はすごくいいと思う。
エンドロールが終わった後に「闇金は犯罪です」という断りが出るのも吹き出しちまう(。・w・。) ププッ