「.」アポロ18 瀬雨伊府 琴さんの映画レビュー(感想・評価)
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自宅にて鑑賞。アメリカとカナダの合作。細部迄、徹底したモキュメンタリーで、撮影時には'70年代製レンズが使用されたらしい。概ねのプロットは、『アルマズ・プロジェクト('07)』に似ているが、スポットしたスローのプレイバック再生が施される等、リアリティを持たせる作り込みがよりソレらしい本作の方が丁寧に作られている。蟹の様なエイリアンやソ連製の宇宙船等、魅力的なガジェットも登場するが、ラストがお座成りで盛り上がりに欠ける。特典映像の別エンディングも描写が違うだけで、本篇と同じストーリーだった。55/100点。
・オープニングの三人の宇宙飛行士のプライベート映像は、エンドロールでも繰り返されている。リアイリティを追求するなら、月面の影が一定で、月の低速回転を無視していたり、ヒューストンと宇宙での無線にタイムラグは無い筈だし、無音の筈の宇宙空間での音の響き等にも拘って欲しかった。
・鑑賞日:2012年12月5日(水)
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