「ララシスターズ」ホワイト kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
ララシスターズ
単なるアイドルホラー映画ではなかった。歌やダンスの練習を積み重ねてアイドルになろうという少女たち。また、口パク疑惑や高音部のオーバーダブ、センターを取るためにスポンサーに接待、枕営業をするなどの裏事情など、かなり痛烈な風刺も取り入れている。そんな主人公ウンジュをT-ARAのメンバーが演じているのも本気度を感じずにはいられない。
恐怖映像もなかなか優れものだったし、二重三重にも張り巡らされた過去の火事や自殺。一体呪っているのは誰だ?みたいな。それを解明しようとするウンジュとスネ姉さん(ファン・ウスレ)とスタジオの室長。しつこいくらいにコンピュータを駆使しているのに、結局は・・・といった展開。
鏡のシーン、顔のないシーンなど、ゾクッとするカット満載で、ジャパニーズホラー要素なんかも感じられた。残念なのは、ハム・ウンジョンが目立ってしまい、他のメンバーに魅力がないところ。個人的にはスネ姉さんがお気に入り。
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