デイジー アナザー・バージョンのレビュー・感想・評価
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韓国と、日本の一部劇場で限定公開されたプレミアムバージョンで、冒頭からチョン・ウソンが演じる暗殺者パクウィが登場。
本編101分で短めとなっている。
全体的にヒロインのヘヨンのシーンが大幅に減り、かわりにパクウィのシーンが追加されていた。
ところどころに微妙な変更点もあった。
インターナショナルバージョンと同じストーリーだが、パクウィ視点で理解しやすかった。
両バージョンとも螺旋階段の謎のスタチューは時間が戻るような描写をしている。
ラスト、雨宿り中のパクウィとジョンウの笑顔でのアイコンタクトは、「今度こそ上手くやろうぜ」という意味のような氣がした。
その後晴れて、空とデイジーがモノクロからカラーになる場面は、もしかしたらタイムリープを描写しているのかもしれない。
今作視聴後に、もう一つの『デイジー インターナショナルバージョン』を再度観たら、チャン刑事が最後に「どうなっても未来は変えられる」というセリフがとても興味深い。
ストーリーもロケ地もBGMも両バージョン同じで美しい。
ロケ地については、もう一つの『デイジー』で紹介したので割愛させていただく。
ヘヨンが真実を知った後、デイジー畑を走ってヒッチハイクしてチャン刑事まで辿り着くという奇跡的でベタなシチュエーションは、印象的な描写で映画として盛り上がって良いいなぁと、あらためて思った。
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