「踊らされる人民」狂乱の大地 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
踊らされる人民
空撮による壮大な景色と民族の歌からドラムロールが勢い良く、乱行場面?から流れるテンポの良いジャズ、音楽が印象的ながらどっち付かずな主人公であるパウロの心理が読めない、今の日本の政治と変わらない、築き上げたいのは独裁国家、振り回されるだけの民衆と金持ちだけが生きやすく。
詩的なセリフが知的に難解で必要以上に思える長回しと殺伐とした映像に優雅さが、ゴダールの『小さな兵隊』やベルトルッチの『暗殺の森』と比較するのはお門違いか?何にせよシネマ・ノーヴォの旗手でもあるグラウベル・ローシャを体験出来た衝撃が炸裂した疲労感!?
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