「 「私に恋をさせてくれ」とニノは一ノ宮行(林)に頼む。その頼みに応...」荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)
「私に恋をさせてくれ」とニノは一ノ宮行(林)に頼む。その頼みに応...
「私に恋をさせてくれ」とニノは一ノ宮行(林)に頼む。その頼みに応えられるかどうかはともかく、立ち退きさせるために変人たちの集落へとキャンプを張ることになった。行のニックネームは河童の村長(小栗)がリクと名付けたものだ。
普通にコメディとして見れば、それなりに楽しい話なんだろうけど、荒川河川敷の開発に関しては疑問が残る。権力への反発という面も感じながらも、積の大学時代の友人である国土交通省大臣(高嶋政宏)の力を借りようとしたこと。さらにはその更迭された大臣の影に村長がいたことなんて、河川敷の村そのものが権力に守られているという構図が見え隠れする。「金では動かない」なんてのもテーマにあるのに、この裏権力の構図があるためスッキリしない。
ラストの、七夕に金星に帰るニノの姿はファンタジーを感じられただけに残念だ・・
コメントする