「やっぱりジムキャリーのお笑い映画は最高!」空飛ぶペンギン Ryuu topiann(リュウとぴあん)さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0やっぱりジムキャリーのお笑い映画は最高!

2012年9月29日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

笑える

楽しい

帰って来たジム・キャリーとでも言ったら良いのかな?
ジム・キャリーも何時の間にか、50歳代になっていて思わずびっくり!
何となく、御顔は少しばかり老けこんで来た感はあるものの、彼の持ち前の変幻自在の顔面芝居と広音域の声色でのコメディアンとしての芝居の面白さは今も健在で、衰えを見せることは無く楽しめる作品だった。
大いに笑って、少―しホロリとさせる、そんな人情味の有る物語を演じさせれば、中々彼を超える存在は未だに存在していないように思うのだが、中々お笑い喜劇的なお話のコメディー映画と言うのは、ラブストーリー中心だったり、動物ものだったりして、かなり年齢的に表舞台で活躍出来そうな作品が減って来て彼だけれども、世界的に景気の低迷する昨今こそ、仕事から解放された、プライベイトタイムは家族みんなで笑って楽しめるお笑い映画こそ、家族の団らんや、明日へのエネルギーチャージに必要な1本だと思うのだ!
楽しい生活時間を誰か大切な人と共有するそんな時に、思いっ切り笑えて、楽しめる映画はやっぱり、ジム・キャリー映画に限ります!

残念な事にこの映画は劇場公開作品では無かった為に、レンタル発売だけでは、宣伝が少ないので見逃してしまう事も有るかも知れないけれど、未だ観て無い人には是非お薦めですよ!ジム・キャリーは40代頃から映画出演よりも、声優としての仕事も増えている為にスクリーンで観る機会が減っている為に、若い映画ファンの人は彼の人気を不動のものにした大表作の「マスク」や日本で初めてブレイクするきっかけになった作品の「エースベンチュラ」などは、大のお薦め映画ですね!
その後は割とシリアスな作品にも出演しているけれど、やはり彼の魅力はコメディアンとしての面白さですよね。
この作品では、ジム演じるトムの忠実なる秘書ピッピ役のオフィリア・ラビボンドもこれからがとっても楽しみな俳優さんでしたし、名優のアンジェラ・ランズベリーも出演しているし、ミイラ捕りがミイラになりそうになる話しで、結構内容はシリアスにもなる題材だけれども、そこはポップに決めて、笑いの中に大事なエッセンスを封じ込めた久々のジムキャリーの帰って来た用人棒ならぬ、コメディアンですから是非是非お見逃し無く、休日の午後にでも楽しんで頂きたい1本でーす!
この作品の監督は、私の大好きなラブコメ失恋劇映画の傑作「500日のサマー」の製作を手掛けたマーク・ウォーターズです!
「500日のサマー」はそう言えばジョゼフ・ゴードンが主演だし、こちらもお薦めの大作では無いけれど、ポップで可愛らしい小品だよね!そうそう、2週間程前に「リバーランドスルーイット」を見直していたら、彼のデビュー当時の姿が映っていたけれど、本当にそのままって感じで誰だか直ぐに判る顔で懐かしくって少し嬉しかったよ!たまには10年振りとか、20年振りに昔の作品で気に入っていた作品を見直して観るのも、結構また新しい発見が有って良いものだ!話が逸れたが是非ジム・キャリーの映画観て下さいね!笑えるよ

ryuu topiann