「今の日本映画に必要なのはこうゆうスピリッツだね!」アメイジング グレイス 儚き男たちへの詩 reonさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0今の日本映画に必要なのはこうゆうスピリッツだね!

2011年2月25日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

泣ける

興奮

知的

まず、何も言わずに観てほしい。
劇場公開は2011年の春ごろらしい。

なぁなぁな映画が観たいならテレビドラマでも見ていれば十分であります。

ちなみに私はこのネットで試写会の検索をしていてこの映画の情報にぶつかり、そのキャッチに、どれどれとなり単独飛び込みで観に行きました。
まだまだ宣伝していないだけに会場は誰かしらのファンぽいお客さんばかりだったけど、本当に期待を裏切られた作品だった。もちろん良い意味でですよ!観るまではク◎ーズとかそっち系を想像してました。

ちなみにこの映画の試写会のキャッチフレーズは
「日本映画史上最大の暴走族映画にして、最も繊細なヤクザ映画」
でした。

内容は細かくは書かない。
暴走族の不良少年がヤクザの下っ端になっていく話なんだけど、これがこれが観てビックリ。深い深い。
最近流行りの(名前は出さないが)ヤンキー映画がいかに軽いものかと思わされるほど深いヒューマンドラマでした。
これはね、観た人10人が10人違う観方をすると思います。
観た後の感想は共通するかもしれないが、そこに行くまでの道がみんな違うはずかな。

いろいろと荒い面もあって本当は4.5としたいが、それ以上にこの映画には芯に強いものがあるという評価から、今後の期待と、今の日本映画への一撃も込めて5点の評価にしました。

男女、年齢問わずに観るべし!!

reon