「暇つぶしなら」デッドクリフ takamaruさんの映画レビュー(感想・評価)
暇つぶしなら
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わかっているジャンルものだから、こちらもハードルを高くしないで観るので、暇つぶしなら問題ない。
良かった点は、前半の崖をのぼっていくところ。緊張感がなかなか出ていた。
ただ夜になると、森の情景になってしまう。そうなると、もうよくみる画になってしまいそこからは一気に失速。
敵もあまりに弱すぎて拍子抜け。もっと超人的なフリークが必要だろう。しかも登場の前に「2人がかりでもあけれなかったのに」と、超人的な敵がいるかと思わせる場面があったが、それで期待した分マイナスギャップになった。
さらに失敗している部分としては、フィルムエフェクトを使って、登場人物の女の過去の映像を見せるところ。
過去の情報自体が余計だし、流れを切っている。そもそもこのエフェクト余計だ。
登場人物も応援したくなるような人間がいないこともマイナス。
このジャンルでは、馬鹿や自分勝手な人間は必要だが、全員それだと、どうでもよくなってしまう。
女を主人公にしようとしたが、存在感が無いので、ああいった過去の映像を入れたのだろうが、それをしたところであまりに存在感がなさすぎだ。
そして、最後のテロップが完全に余計。フェイクドキュメンタリーのような感じの内容だったらマッチしたが、この内容とテロップがちぐはぐに感じた。
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