「老いてますます盛ん・・・過ぎ!」RED レッド シュナイダーさんの映画レビュー(感想・評価)
老いてますます盛ん・・・過ぎ!
目新しさは特に無いスパイアクション映画でしたが・・・めちゃくちゃ面白かったです!
オヤジパワー炸裂に、大爆笑&大興奮でした。
とにかく各人のキャラ立ち具合が半端じゃなかったですね。
名優達のキレた演技を見ているだけで、お腹一杯になってしまいました。
チョイチョイ入ってくる恋愛要素も、何気に良いスパイスになっていた印象です。
フランクとサラのピュア過ぎる恋に、ビクトリアとイヴァンのスパイらしい恋、どちらもド派手なアクション映画に華を添える良いロマンス描写だったと思いました。
まあこう言った豪華メンバーによる娯楽アクション大作は、何も考えず頭かっらぽにしてとにかく楽しむに限りますね!
ブルース・ウィリス(フランク)・・・いるだけで画になりますね、本当に。
ブルースにはこう言う役をやり続けて欲しいと心から願ってやみません。
妙に心がピュアな役だったのも、微笑ましくて結構ツボでした。
モーガン・フリーマン(ジョー)・・・思いのほか見せ場が少なかったのはちょっと残念でしたが、さすがの存在感でしたね。
お茶目なスケベジジイも意外と似合う!
ジョン・マルコビッチ(マービン)・・・この映画のMVP(笑)
強烈な妄想癖と異常なる武器マニアっぷりにもう大爆笑でした。
ピンクのブタさんが妙に似合っていましたねぇ・・・。
ヘレン・ミレン(ビクトリア)・・・マシンガンを容赦なくぶっ放す姿に惚れちゃいました!
パッと見は英国淑女なだけに、このギャップがたまりませんでしたね。
ブライアン・コックス(イヴァン)・・・愛に生きるロシアの元大物スパイを好演。
胸に打ち込まれた3発の銃弾が愛の証って、カッコ良すぎです!
メアリー・ルイーズ・パーカー(サラ)・・・最初はそれほど可愛くは見えなかったのですが、フランクとの恋が進むに連れて、妙に可愛く見えてきました。
このメンツの中でも十分存在感を見せつけたのは立派ですね!
やはり女性は危険な恋に興奮する生き物なのでしょうか・・・。
カール・アーバン(ウィリアム)・・・堅物すぎたせいか何かと強烈なオヤジ軍団に翻弄されっぱなしでしたが、それでも唯一の正統派キャラだったからなのか、このメンツに入るとさすがに相当カッコ良く映りますね。
オヤジ達には負けられない!と言った感じのラストがとても印象的でした。
更にメンバーが豪華になった続編の方も近々公開されるようなので、そちらにも期待したいです。