「ずっと手紙を書く人。」ヤコブへの手紙 ハチコさんの映画レビュー(感想・評価)
ずっと手紙を書く人。
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名画座にて。
大変失礼な告白をしちゃうと^^;
私はこのチラシ(は持っていた)のレイラ役カーリナさんを
長いこと、オッサンだと思っていた(爆)
いや、なんか郵便配達系のお話なんだな~と見つめていて、
作品を観て初めて、エ!オバサンだったの?と気付いたのだ。
いやはや~^^;
だってなんだか恰幅がいいもんですから(爆)すいません~。
こんな失礼な告白をしておきながらナンだけど、
これはとてもいい作品である。本当だ!(力を入れておく)
牧師の家を舞台に、盲目の牧師に届く手紙を読み返事を書く、
という仕事を仰せつかった元・囚人の心の機微と変化を描く。
誰にも心を拓かなかった囚人レイラが、突然の恩赦で出所、
行き先が牧師の家、という一見ワケの分からないストーリー
になるのだが、これがなんと、後半(というよりほぼラスト)で、
意外な結末を迎える。ネタバレ厳禁かな、ある意味^^;
レイラと共に、なぜこの家でこの仕事をすることになったのか。
を考えさせられ、自分の身の上を、家族の有り難さを、手紙の
持つ力と願いに魅せられる佳作。チラシ以上にインパクトあり。
(シンプルすぎるほど単純で静かな物語。手紙が懐かしくなる)
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