「エマ・ストーンの魅力満載!」小悪魔はなぜモテる?! 近大さんの映画レビュー(感想・評価)
エマ・ストーンの魅力満載!
目立たない女子高生オリーヴは、ある日友人に大学生と初体験したと嘘をつく。すると瞬く間に学校中に知れ渡り、アバズレ女のレッテルを貼られる事に…!
軽快な内容が楽しい日本劇場未公開の学園コメディ。
ナサニエル・ホーソーンの「緋文字」をモチーフにしている。(原題の“Easy A”もここから来ている)
本作の最大の魅力は何と言っても、エマ・ストーン!
邦題通り、“小悪魔”な魅力が満載!
元々キュートなエマが目立たない女子高生というのはご愛嬌だけど、キュートだからイイのだ!
エマは本作で注目を集め、その後「ヘルプ 心がつなぐストーリー」「アメイジング・スパイダーマン」と着実にステップアップしていった。
「緋文字」のヒロインは牧師と関係を持ち、胸に“A”の文字を罰として付け、周囲からの苦難に耐え忍ぶ悲劇のストーリーなのだけど、本作のオリーヴは違う。
アバズレ女のレッテルを貼られても、目立つ事にイイ気分となり、その役を演じ続ける。
ゲイの男友達を一人前の男にする為、“偽装H”し、モテない男子から偽装Hの依頼が相次ぐ。
「緋文字」のヒロインよろしく、胸に“A”の刺繍を付けて堂々と登校。
しかし次第に友達も離れて行き、性病をうつされたというデマまで飛び出し、収拾のつかない事態に。
そんな中、本気で恋に落ち、嘘にケジメをつけようとする…。
「緋文字」は罪や偏見や赦しがテーマだが、本作の場合は、見栄や嘘の浅はかさといった所か。
自業自得と言えばそれまでだが、のけ者にされる寂しさも突っつく。
とは言え、作品は明るく楽しく、ジョン・ヒューズ映画へオマージュも捧げられている。
日本で劇場公開したらヒットするか?と問われたら、それは別問題だが、見て損はない好編。
琥珀さん
コメントありがとうございます♪
本作の前に『ゾンビランド』も見てましたが、自分はこの作品でエマをしっかりと知りました。
メチャメチャな可愛さやスタイルの良さに完全KOされました(^^;
本作のエマに寅さんを見るとは面白い視点です♪(^^)
今日DVDで鑑賞。
エマ・ストーンがめちゃくちゃ可愛らしかったです。
困っている人のことをついつい自分のことよりも優先して助けてしまう人の良さや家族とのコミカルで暖かな交わりが、少しばかり寅さんとダブってみえました。