「アレ?確か「アメリカン」ってタイトルの映画を見たハズなんだけど…?」ラスト・ターゲット 近大さんの映画レビュー(感想・評価)
アレ?確か「アメリカン」ってタイトルの映画を見たハズなんだけど…?
夏公開された「プロメテウス」は散々叩かれた。
日本の配給会社の宣伝ミスによって。
この「ラスト・ターゲット」も似たようなものだろう。
原題は「アメリカン」。
なのに付けられた邦題は「ラスト・ターゲット」。
B級アクションに百回は付けられたであろうチープなタイトル。
このタイトルからバリバリのアクション映画を想像するが、全然違う!
実に淡々としたサスペンス・ドラマ。
ジョージ・クルーニーの渋い演技とイタリアの田舎町の美しい風景が印象的な、どこか悲哀も感じる作風。
アクションを期待した人は肩透かしを食らうだろうが、作品には何の罪も無い。
秋にはピッタリのじっくりタイプの映画だ。
このタイトルのせいで、旧作になったらアクション映画の列に他のB級と共に無造作に並べられるんだろうなぁ。
何だか気の毒…。
相手役の女優がとても色気漂う美人!
ビオランテ・プラシドというらしい。
まるで植物怪獣のような強そうな名前だ。(笑)
コメントする