「ウディ・アレンの分身」人生万歳! ikuradonさんの映画レビュー(感想・評価)
ウディ・アレンの分身
さすが、巨匠。
下品にも上品にも笑えるコメディは、テンポ良し尺良しオチ良し。
見ていて気持ちがほっこり。
まるで主人公ボリスはアレン監督の分身のようだ。
イヤミな老人だけど、全然憎めない。
新たなミューズ、エヴァン・レイチェル・ウッドも好演。
「レスラー」のときの淀み加減といい、振り幅のある女優だと思う。
本当のハッピー・エンドってこういうことだろう!
監督の欲張り過ぎない地に足のついた人生観が、全編にわたり染み込んでいる。
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