「ホームドラマたっぷり。」スマーフ ハチコさんの映画レビュー(感想・評価)
ホームドラマたっぷり。
特にこの青い妖精たちについて詳しくはないんだけど^^;
昔から見たことあるし~、なんか可愛いし~、と思いつつ
好きそうな友人に話したら「まったく興味がない」と断られた(爆)
えぇ!アルビンは喜んで観てたじゃん!?と不思議に思いつつ、
ひとり寂しく観に行ったら、劇場はけっこうな混み具合(子供多し)
やっぱりね~こういうのぜったい子供は好きだと思うもん(親もね)
いわゆるほのぼのコメディ、Eテレとかで30分ドラマでやりそうな
実写とCGを融合させた毒気のないホームドラマ、ドタバタ劇ながら
最後には家族愛たっぷりに感動させてくれる、お墨付きの内容。
以前アルビン~を観た時に感じたことが、今回も同じように甦った。
目新しいアニメもいいけど、こういうホームドラマ要素をたっぷり
含んだ毒のないドラマもイイと思うんだけどな~。家族ムービーに。
とりあえず3Dで観たけど、どちらでも大丈夫かなぁ映像美では…^^;
とにかく彼ら(スマーフ)たちがとても可愛い。可愛い上に面白い。
頭悪いのかと思ったらそうでもない。というか、森の小人、の如く
のんびり楽しく生きている彼らなので、忙しいニューヨーカー夫妻
には打ってつけの癒しの存在となる。これから生まれる我が子を
どう育てるか…に加えて、仕事の意義に至るまでお題は尽きない。
偉大なパパスマーフ(もうお爺ちゃんの類だね^^;)の助言もあって、
夫妻は彼らと上手く溶け込みつつ、ブルームーンの出現を心待ちに、
ガーガメルの魔の手から彼らを元の世界に帰すことができるのか…!
じつに安心して観ていられるドラマなので、
最後まで心地良~く彼らの世界に浸っていることができる。
加えて「青」ブランドを意識して上手に背景に溶け込ませていたり~
ゲストや音楽に至るまで、なかなかの凝り具合(アルビンと同じく)
どうせ子供モノでしょ?とタカをくくっていると、大人が夢中になれるv
トニー賞でお馴染みの歌って踊れる俳優・司会者、N・P・ハリスと
お目目クリクリのJ・メイズ夫妻の愛らしさ、そしてガーガメル役の
H・アザリア!(けっこう化けましたね~昔はカッコいいと思ったのに)
青いスマーフたちに負けないキャラ作りで貢献。なかなか楽しいのだ。
こういう作品を観ると、なんかこう、昭和に帰れるというか^^;
子供の頃のTV番組を思い出すのだ。まぁ当時はぬいぐるみがお相手…
だったけど、昔と何ら変わらないほのぼのした余韻はやはり気持ちイイ。
思わぬ大ヒットで、日本でも上映が決まったらしいけど(爆)
こういうのはけっこう観る人がいるんだってこと、配給会社は覚えといてv
(単純で温かい凡作が煩悩を刺激して癒しを生むわけです。いいことだ~)