僕の大切な人と、そのクソガキのレビュー・感想・評価
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母と息子と母の恋人、複雑な関係
離婚して以来女っ気が無いジョンは、元妻の勧めでパーティに参加、魅力的なモリーと知り合い、親密になるが、モリーには21歳の息子サイラスがいて…。
中年男に突然訪れた恋のチャンス。
ところがところが相手の女性の息子はマザコンで、ちょいちょい嫌がらせをし、悪戦苦闘…。
おバカなコメディかと思ったら、意外とほろ苦い味わい。
母離れ出来ない息子。
息子離れ出来ない母。
ジョンの登場によって変わり始める様を、なかなか繊細に綴る。
サイラスを典型的なマザコン男に描いていない点も好印象。
ジョンにジョン・C・ライリー、サイラスにジョナ・ヒル、モリーにマリサ・トメイ、元妻にキャサリン・キーナー、いずれもアカデミー受賞者もしくはノミネート経験者。
ジョンとサイラスがモリーの目を忍んでいがみ合い挑発し合うシーンも、大袈裟過ぎず絶妙な演技でやり取りしてみせる。
日本では劇場未公開。
こういうのを掘り出し物と言う。
私はイケメン好きなので、
最後まで観たけれど やっぱり受けつけない感じ(苦笑) ジョナ・ヒルに ジョン・C・ライリーが出てるのだから、たくさん笑えるだろう (だから イケメンを求めるな!)と 自分に言い聞かせてみましたが“恋愛主体に ちょい人間ドラマで 薄っすらコメディ”という作りで 私好みではありませんでした。
モテない男ジョンは、離婚して7年経つのに なかなか前に進めず。。 元妻の勧めで参加したパーティで モリーという女性と運命の出会いをはたすも、モリーには サイラスという21歳の息子がいて…と ストーリーはつづきます。
主人公のジョンに ジョン・C・ライリー。 どっから見ても (ひっくり返しても) 苦手な外見。。 “モテない男役”で始まったので 安心して観始めたのに、彼の恋愛を中心に 話が進むものだから ジョンのラブ(キス)・シーンが多くて、キツカッタです。。 後半は 彼の演技(顔)に集中できず、ちゅるちゅるパーマばかり 凝視してました。
そのジョンの相手役に マリサ・トメイ。 彼女の演技力は とても評価するのですが、今回のモリー役は 別の人でもよかったかなぁ。。 キレイだし、(キス・シーンも)セクシーだけど、セリフ少なめで “周りに気持ちを左右されるような ちょっと弱い女役”は マリサの良さが 出ていない気がしました。
モリーの息子・サイラスに ジョナ・ヒル。 21歳役ですが 実年齢は27歳。 いつも更けて見えるので 今回の変身ぶりには 驚かされました。 『Get Him to the Greek』を観た直後だったから 余計にギャップを感じたせいもありますが、21歳に見えます(笑) そして、独特の“間”と なんだか笑える表情とセリフは わき腹をくすぐられるようで おかしかったですが こちらも後半は 不発でおわった感じです。 デブなのに なんかキモ可愛い☆ もっと ジョンとの絡みがあってほしかったです。
ジョンの元妻役に キャサリン・キーナー。 『パーシー・ジャクソン』の ママです。 歳なんだけど、キレイ。 こちらは 無難な役どころ。
あ、あと 撮影方法がホームビデオっぽくて “ちょっと斬新☆”と思ったけど 30分も経ったら疲れちゃいました。。
ジョン・C・ライリーが好きな方に お勧めの一本。 (私みたいに)イケメン好きな方は スルーしてもいいかも(笑)
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