「彼女と猫と地下鉄」ルイーサ グッドラックさんの映画レビュー(感想・評価)
彼女と猫と地下鉄
喪失感と絶望に向き合っていくお話です。心がふんわり軽く温かくなりました。
なんとしても猫の火葬費用を!ルイーサの思いがけない果敢な行動に驚かされます。急に色々しょいこんでショートした心には、周りを見渡す余裕なんかないのでしょう。
孤独の沈黙は、ブエノスアイレスの景観と気持ちの良い音楽が埋めてくれていました。なかなか素敵でした。
声をかけたり、かけられたり。家族を失った30年前から封印されていたらしい彼女の愛らしさや茶目っ気が、肩の力が抜けて少しずつ見えて胸が熱くなりました。
地下鉄が彼女の活動の舞台になっていますが、ブエノスアイレスでは日本の中古車輌も結構使われてるとか。確かに懐かしい感じの車輌もあったかも、詳しい方ならすぐに見分けられるんでしょうね。
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