ホーンティング・ラヴァー 血ぬられた恋人たちのレビュー・感想・評価
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☆☆ ※ 鑑賞直後のメモから 加護亜依主演のホラーコメディー&ラブ...
☆☆
※ 鑑賞直後のメモから
加護亜依主演のホラーコメディー&ラブファンタジー。
冒頭にて華僑の人々に伝わる迷信が語られ、やがて話しが始まる。
その為に、どうみてもその後の展開は分かり易いくらいに分かり易い(笑)
さあこれからは恐怖の時間だ〜!…??
怖くねえ〜、いや寧ろ笑っちまう場面の連続(苦笑)
後半は舞台がシンガポールへと転じ、ここから映画は一転してラブファンタジーへと変化。
加護ちゃんの存在は、悲恋のヒロインが現代に蘇った存在として対照的に描かれる。
はっきりと言ってしまうと。ホラー場面は全くと言ってよい程に怖くないし、話にも全然深みがない。更に言えば、ファンタジー要素の強い特撮場面もかなり〝ちゃっちい〟
しいて言うなら。「世にも奇妙な物語」なら30分で纏まる話を、強引に引き伸ばした様な内容と言える。
但し…これこそ、往年の『チャイニーズ・ゴースト・ストーリー』辺りの香港映画が好きだった人にとっては、完全に《ツボ》を突いて来ると思いますよ。
ところで、よくよく考えて見たら。1番怖いのって、幾ら加護ちゃんが悲劇のヒロインの対照的な人物ではあるものの。加護ちゃん自身は、この謎に満ちた家とは全く接点はない訳で…。
…って事は。いつの間にかこの家に居着いている加護ちゃんの存在そのものが、実は1番の恐怖そのものだったのかも知れません(笑)
2010年8月27日 シアター・イメージフォーラム/シアター1
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