隠された日記 母たち、娘たちのレビュー・感想・評価
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良い映画ですよ。
人生、いつになっても悩みは尽きぬ。だからこそ・・・
お母様、あるいは、娘さんと、
よく口論になっちゃって困るのよね…なんて方には特に、
ビシビシ伝わってくるものが感じられると思います。
人生には、たくさんの役割が存在しています。
その時々において抱く感情は、
内容は違えど、どの立場であってもそこには感情があり、
悩みも尽きないもの。
だからこそ、自分で自分の選択をしていくことが大切で、
誰か・何かに責任転嫁することなく、自分の人生に責任を持つこと、
それが人生を前向きに生きていくための秘訣なのかもしれない。
そんなことを思わせてもらえた、とても素晴らしい作品でした。
また、自分が苛立ちを覚える人の感情・行動に対し、
「あの人はこうだ」と即座に決め付けず(自分の想像力を過信せず)、
そこには包み隠された何かがあるのかもしれない。
もっと想像力を鍛えていきたいなぁと、そんな気持ちにもなりました。
途中、ヒヤヒヤしたり、ドキドキしたり、、、
でも最後には幸せな気持ちで満たされました。
主人公の想像力も最後には、、、ゴニョゴニョゴニョ、、、まぁビックリ!(笑)
女性の人生模様を描いていることもあり、
会場には女性の鑑賞者で埋め尽くされていましたが、
しかし男性にとっても、
男性には理解しがたいであろう「女性独特な心理・感情」を紐解くヒントになるような気がしますので、
家庭円満の手助け(?笑)になるかもしれません。
ただ、フランス映画のアンニュイさに苦手意識がある人には、
映像的には今一つと思われるかも?
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