「ニヤリとする女。」ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士 ハチコさんの映画レビュー(感想・評価)
ニヤリとする女。
で、ついに三作目…だったんだけど、
どうなんでしょう^^;
一作目&二作目に比べるとずいぶん大人しい。
リスベットの化粧も大人しい(ってか素顔が多い)
…この最終決戦で、あの親父&兄貴と闘うのかと
期待していたら、アレ…?アッサリ親父は殺される。
じゃあ次は医師か!?などとつい敵を限定したくなり、
とにかくリスベットが早く闘わないかとそればかり^^;
あんな重傷でそんなすぐ良くなるワケないんだけど。。
その間、ミレニアム発行に向けて頑張るのがミカエル勢。
リスベットがリハビリに励む間、脇を飾る面々が動いて
今作を盛り上げていくんだけど、、例えばミカエルの妹
アニカや、疫病神(ホントこのヒト笑える)、そして今回
リスベットの担当医師など、味方勢が増えて嬉しい限り。
やっとリスベットが収監され、いよいよ裁判が始まるが…
もうほとんど謎は暴かれているので、あとはその巨悪を
裁判でどう料理するのか、アニカの腕とリスベットの
ど根性(あの恰好!)でニヤリとするところなんかゾクゾクv
前回までがあまりに凄惨なため^^;とにかく大人しい法廷
シーンが(過去の映像も出ますけれど)不思議なくらいだが、
ミカエル達を襲う魔の手や、ラストに待ち受ける奴(!)との
闘いなど、ハラハラするシーンも一応設けられている。
あーホントにもうこれで終わっちゃうんだ…という一抹の
寂しさがラストの余韻に加わり、いい終わり方をしている。
この作品、ハリウッドでリメイクが決定している。
どうなるんだろう~まぁ一作目が一番インパクトが強いので、
面白い作品にはなりそうだけど、しかしN・ラパスのキャラが
鮮烈なので、どこまで彼女に近づけるか。楽しみだ。
(やっぱり鼻ピとタトゥーの謎は分かりませんでしたねぇ^^;)