「.」ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士 瀬雨伊府 琴さんの映画レビュー(感想・評価)
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自宅にて鑑賞。スウェーデン・デンマーク・独の合作で、原題"Luftslottet som sprängdes(爆破する女)"。S.ラーソンのベストセラーを映画化した三部作の第三作。前作迄、余り見せ場の無かったL.エンドレの“エリカ・バーガー”やA.ハリンの“アニカ・ジャンニーニ”、T.ケーラーの“疫病神”等が活躍する。ラストシーンの素っ気無い再会と別れはこのシリーズの二人の関係をよく表しており、とても佳い。三作を振り返り、小品の印象は否めないが、厭きる事無く全作を観れた。65/100点。
・良くも悪くもこの『ミレニアム』三部作は、N.ラパス演じる“リスベット・サランデル”の映画。通して観ると『2』→『3』→『1』の順で撮影されたのではないかと思われる。亦、三部作を通し音楽を担当したJ.グロートは僅か四日間で全ての曲を録音したソウだが、スコアを含めたメモは総重量33kgにも及んだと回想している。
・鑑賞日:2012年6月8日(金)
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