「問題提起に成功した時点で使命達成」ザ・コーヴ Ekojinさんの映画レビュー(感想・評価)
問題提起に成功した時点で使命達成
ドキュメンタリーとして良質。良い映画。
撮影手法や一面的・断定的な視点には批判もあるでしょうが、
それらを含めて活動家なりの義憤に基づく問題提起。
映画のテーマはイルカ漁や捕鯨そのものよりも「隠蔽」に重きがあり、
地元や日本政府やマスコミは耳を傾ける必要があると思いました。
そりゃ勝手に撮られたのは不快だと思いますが。
あと、日本版テロップは不要と思いました。
データの信憑性などは観客にやはり委ねるべきだったのでは。
「扇情的な」血の海には特に何も感じませんでした。
世界中の市場や屠殺場で同じ光景が観られるはず。
カンガルー映画、誰か作らないですかねー。
表現には表現で対抗を。
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