「アバターを首位から引きずり下ろした作品!!」親愛なるきみへ Takapyさんの映画レビュー(感想・評価)
アバターを首位から引きずり下ろした作品!!
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最近のラブストーリーは、なんだか観る気が起きませんでした。
歳だからかなぁー(笑)
でも、今作は、名匠ラッセ・ハルストレム監督がメガホンをとったということで観てみました。
やはり語り口が、ほんと巧みです。
ルール通り、ナレーションから始まることによって、主人公への感情移入がしやすくなります。
まぁ、男性と女性とで批評は異なってくるとは思いますが…
主人公ジョンとサヴァンナの恋愛とは別に、ジョンとジョンの父との親子の交流も描かれる。
優しく、優しく、ひたすら優しく演出されるドラマなので、
情熱的な恋愛ドラマというより、ジョンを中心とした、人生ドラマって感じかな。
それにしても、
なんて女だ!!
(男性の方は思うはず。笑)
サヴァンナは、寂しさに耐えきれず、目の前の寂しさを埋めるために、
結果、本当の孤独を知ることになる。
ジョンも父を亡くし、孤独を知る。
しかし、ジョンは、サヴァンナのおかげで、父との止まっていた親子関係を修復し、感謝や愛情を伝えることができた。
ジョンは、その感謝を形にし、匿名でサヴァンナに寄付をする。
なんて、いいやつ!!(笑)
そうして孤独を知った2人にとって、
大切なことは一つしかなかった…。
確かに、いいストーリーではあるし、男性にも女性にも見やすいラブストーリーだ。
ただ、いい男(テイタム)と、いい女(アマンダ)だから、
これほどの映画になるのだろうね(笑)
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