「フレディよ!フレディ!!」グリーン・ゾーン りりーさんの映画レビュー(感想・評価)
フレディよ!フレディ!!
原作は、ワシントンポストのジャーナリスト著の「インペリアル・ライフ・イン・ザ・エメラルド・シティ」とのこと。
イラク戦争当時、大量破壊兵器がなかったことがわかった時は、「え~っ!そうなの~!!」と驚いたものだった。
冒頭、手持ちカメラのせいか、画面が目まぐるしく、流れるスピードが早く、揺れて見えるので、字幕を読むのが精いっぱい。
臨場感や緊迫感はあるけれど。
ちょっぴり、見る気が失せた。
ミラー准尉の通訳として行動を共にするようになるフレディ。
あなたの何度となく叫ぶ声は、本心は、見る者の心に届くと思います。
ここは、イラクであり、アメリカではないし、もちろん、国連本部でもない。
水を求めて苦しむイラク市民達の問題なんだ。
自分の思いや利益だけを追い求めて、それとは関係のない市民が巻き込まれ、殺されるなんてことのないように願いたい。
マット・デイモンも、「戦火の勇気」では、痩せっぽっちの一兵士だったのに、こんなにも逞しくなって。
私だけだと思うけれど、所々、ジェイソン・ボーンが登場しているかのような錯覚に陥ったのが、残念。
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